VOICE先輩職員の声

道府県庁職員の皆さんを支える仕事ですが、私も周囲に支えられて仕事をしています。

N.O平成10年採用
法学部卒業
保健福祉部福祉課施設係主査

約100名の組織ですが、携わる仕事は多岐にわたります。

現在、私は福祉課で各支部が運営する全国13カ所の宿泊施設の支援及び統計等の取りまとめを行っていますが、これまでいろいろな仕事に関わらせていただいてきました。
年金関係では、年金裁定業務から年金研修会の開催、年金額の推計業務などを。一番長く在籍した財務課では、当組合全体の資金計画を立て、資金運用を行いました。年金裁定では、1円単位で緻密な年金計算をしますし、資金運用では、1億円単位で地方債などを購入し運用したりします。1円を大事にする時もあれば、数百億円の資金を動かす時もあると考えると、共済組合の仕事は面白いかもしれませんね。

また、関係団体である地方公務員共済組合連合会に出向させていただく機会もあり、新しい人間関係を築くこともできました。
過去を振り返り思うことは、入社の際には想像もつかなかった幅広い仕事をさせて貰えているということです。共済組合というと「公務員の福利厚生が仕事」ということで、年金給付や短期給付(医療保険)を考えがちですが、実は色々な幅広い仕事に携わることができるのです。

仕事と育児の両立で職場環境の良さを感じる毎日です。

私には2人の子供がいるため、これまで育児休業を2度取得しています。仕事と育児を両立するための制度は男性も取得できることから、育児をしながらでも働きやすい職場環境が整っています。
今は、次男が小学校就学前ということで、次の制度を利用して柔軟な働き方をしています。

  • ・子の養育のため、1日の勤務時間の一部(2時間まで)を勤務しないことが認められます。
  • ・子の看護のため、年5日(子が2人以上の場合には年10日)の範囲内で1時間単位で休暇を取得できます。
  • ・勤務開始時間を①8:30、②9:00、③9:30の中から選択できます。

また、育児制度はこのほかにも、勤務時間を週19時間35分とするなど、通常(週38時間45分)よりも短い時間にできる制度があり、この夏、初めて取得する予定です。
職場では、皆さんが育児制度を利用することに快く協力してくださるため、有難く感じるとともに、次に続く後輩達のためにも制度に胡坐をかくことなく頑張らねばと思う毎日です。

職員同士の親睦を深める機会もあり、自然と職場にとけこめました。

当組合には、職員相互の親睦を深めることを目的として職員で組織する「親睦会」があり、その活動の一つに、職員同士の旅行や会食、イベント参加に対して助成をしてくれる制度があります。

私はこの助成制度を利用して、同期のみならず、上司や先輩達とも、国内であれば富士登山、屋久島など様々な場所に行ってきました。出向している先輩達を訪ね、新潟や鹿児島に行ったこともあります。ハワイなどの海外にも何度か行きました。
職員同士で行く旅行や会食は、職場では気が付かなかった相手への理解も深まり、その後の職場環境も良くしてくれるように感じています。